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言葉で人の心を動かす

サマーウォーズのような俺の夏よ、「こいこい!」

やりたいこととやるべきことが一致したとき、世界の声が聞こえる

俺の好きなアニメ映画に「サマーウォーズ」がある。「夏」を感じさせる名作である。

 

 

デジタル化の進む社会を舞台にし、デジタル社会というデジタルネットワークの危険性、家制度を背景にした家族というアナログネットワークの大切な絆、二つの異なるネットワークの対立と再認識がこの作品のおもしろさだと思う。

 

しかし、そんなことはどうでもいい。俺が注目すべきだと思うのは、ヒロインである夏希の小悪魔感である。そして、花札「こいこい」のギャンブル性だと思う。

 

花札には、いくつかルールがあるが、一般的には、「花合わせ」と「こいこい」がある。「花合わせ」は、手札がなくなるまで続けて最後に点数を競う。「こいこい」は、役が出来次第、「こいこい」を宣言してゲームを続けてさらなる高得点を待つか、宣言せずにその場で終了して得点を得るかを選択する。これを何ゲームかして、合計点を競う。

 

サマーウォーズでの花札は、「こいこい」を扱っているのだが、この「こいこい」は非常にやっかいなゲームなのだ。俺はサマーウォーズにハマってから1年ぐらい、ニンテンドーDSのオンライン対戦ゲームで花札をやりこんだが、この「こいこい」宣言をするかどうかがすごくシビアなのだ。

 

点数の低い役で上がり続けても、最後の方で高得点で逆転負けなんてことはザラだし、「こいこい」宣言した後で、相手に上がられて負けることもザラだ。とにかく、「こいこい」を宣言するかどうかの状況判断が難しい。

 

また、俺の場合、相手次第で「こいこい」宣言の頻度が変動してしまう。俺は相手が女性の場合、ほぼ100%、俺は「こいこい」をする。いわゆる男の見栄を張ってしまう。点数の低い役で上がる器の小さい男と思われるのが嫌なのだ。だから、雨四光、四光、五光以外では上がらず「こいこい!」と叫んでしまう。そして、いつも負ける。それでも、俺は「こいこい!」と叫ぶ。

 

俺が叫ぶ「こいこい!」は、「恋来い!」とかけているからだ。まあ、叫んだとこで、俺に恋は来ないんだけどね。そんな俺の叫びの説明は置いておこう。

 

花札の「こいこい」には必勝法がない。先攻が圧倒的に有利である。花札はテクニックよりも運が勝敗を左右する。これが花札のおもしろさでもあり、難しさでもある。

 

まあ、ここまで花札を熱く語っておいてなんだが、実は、そんなことどうでもいい。

 

一番重要なのは、ヒロインの夏希先輩が超かわいいことなのだ!バイトと称して主人公の健二を祖母の家に連れて行き、彼氏のふりをすれと言っちゃう困ったちゃんなのだ。本当に小悪魔な女の子なのだ。

 

少なくとも、映画では夏希が健二を選んだのは、偶然ということになっているが、本当に偶然だろうか?いくら切羽詰っていたからと言って、全く好きでもない男を彼氏役にするのか?それをするのが女の怖さよとは言わないでね。俺の純情に傷つくから。

 

俺は信じたい。夏希は、無意識に健二を選らんでいた。もしくは、運命の赤い糸が彼らを引き合わせたのだと。

 

 俺の春よ、来い!いっそのこと春をすっとばして、夏よ来い!